「山形県小国町」 04"8.10  飯豊連峰玉川と露天風呂。BGMなごり雪












「哀愁の紅花」紅花
◆紅花は、アザミに似た菊科の花で古名を末摘花(すえつみばな)。紅藍(べにあい)。久礼奈為(くれない)とも呼ばれ、7月の梅雨の時期から中旬頃まで真黄色の花を咲かせます。

原産地のエジプト・地中海沿岸からシルクロードを経て、飛鳥時代に渡来した紅花は山形で美しく花開きました。特に江戸時代においては、土も肥えて水はけもよい最上川流域は紅花の一大産地となり、山形の紅花は京都や大阪で大変重宝されました。

現在では、加工用の最上紅花や切花用のとげなし紅花・しろばな紅花などが、山形県内の村山・置賜地方を中心に栽培されております。
昭和57年に、紅花が山形県の花として定められ山形県民に広く親しまれています。

「残雪の飯豊連峰」玉川渓流
◆前回(7月上旬)訪れた時には、紅色の花が畑一面(山形県河北町)に広がっていた。
昔は、最上紅花として京都まで運ばれたそうな。その紅が「京おんな」の唇を彩り、美しい着物の数々を鮮やかに染め上げていた様が目に浮かぶ。

◆万年雪を抱く飯豊山の麓には、クリアな水質で知られる玉川渓流がある。
悠然と泳ぐイワナだが、余りにも透明度が高いために人の接近を許さない強敵だ。

入渓地点は、国民宿舎の飯豊梅花皮荘手前からだった。
先ずは、高台からイワナの魚影を探索する。
渓谷地帯のポイントは、水深が2m以上あるので川面に降りてしまうと、魚影が確認できないからだ。是を、サイトフィッシング(魚影が見えないときにはキャストもしない)と言う。



アンディー

◆つり橋の下で、二匹の黒い魚影を発見。
見るからに、垂涎の尺イワナである。流れに対して、ヘッドを落ち込みに向け餌待ち体制にある。後方から崖を降りて、ウルフパターン(獣毛)フライをセットした。


■ポイント荒らしアンディーが、またもや突進!
あぁ〜!!このバカたれが!イワナが逃げてしまう!


「学習力あるイワナ君」
ヒットエリア
ファーストキャストは、狙い通りのスポットにランディング。
間を置かずして、黒い魚体がゆらりと近づきフライにタッチしたかに見えた。
その瞬間、反転することも無く元の位置に戻ってしまった。

相手は、既に擬餌鉤と見破っているのだ。
今の時期、ハッチ(羽化)している水生昆虫は何だろうか。流下してくる陸生昆虫は何か。自問自答しながら、玉川のイワナメニューを思い浮かべた。足元の川石裏には、小さなヒラタ系とカワゲラの幼虫が付着。フライボックスの中から、一番ベーシックなブラウンマーチ14番を選びセット。
一休みした後に、先程のポイントに連続してシュートを試みる。
しかし、時間を労したせいか二度と姿を現さなかった。魚影に惚れて、未練を残してはならぬ掟に背いてフライを贈る釣り人は、やっぱり○○○なんでしょうね。其れは私です。


「露天風呂から歓声が聞こえた」
◆一時間ほど遡行して、川入荘露天風呂付近に到達。
露天風呂下ポイント
ここのカーブには、いつもイワナが着いているポイントがある。
左サイドから、少しクロス気味にアップシュート。フライが、流れと同化して、大岩の縁に寄ったとき突然フライが消えた。反射的に、ストライクアクションを加えた。何と、イワナがヒットしていた。
そんな時、何処からか歓声が木霊した。ふと見上げれば、露天風呂から裸体が!
本格的なイワナのポイントは、是より更に一キロほど先の上流域となるが、雄大な飯豊の景色を見ながらキャストするにはここが一番。。

ドライフライフィッシングなのに、向うアワセでヒットするとは情けない。
しかしながら、今回は25cmを頭に小振りな岩魚を5匹(C&R)ゲットした。
飯豊連峰の素晴らしい大パノラマの下で味わう感触は又格別である。
上流遡行は、旭又沢合流付近まで釣行が可能だ。


手打ちそば小国町漁協玉川。
遊魚券販売:民宿越後屋

小国の味は、越後屋の手打ちそばと相成りました。
0238:64:2430
「夏場のフライ」
ヒット
◆大きな渓流では、8F4番DTライン。9F6Xリーダーがお勧め。
セレクトフライは、ベーシックな14番をメインに12番エルクカディス。
山岳渓流は、デリケート(CDC)なフライよりもハードフライ(獣毛)が使いやすい。
私は、5Xティペットを選定しているのは、流れの波形が鋭利(早い流速)だからだ。
このために、フライを見切られないことが多い。(トロ場だけは6〜7Xとする)。



飯豊玉川の岩魚
◆9月上旬頃までは、ブリーチドカディスやロイヤルウルフパターンを多用しています。
フライサイズは、12番とビッグサイズだ。




roten■飯豊(いいで)連峰は山形県南西部にある有名な登山ルートだ。
飯豊温泉は800年前にマタギに発見されたと伝えられてる。
川入荘の受け付けで料金を払って、裏にある浴舎に向かう。浴舎は太いログで造られた建物で、全体が半露天風呂になっている。玉川の河原を見下ろし、右手には飯豊の山が眺められる。スケール感がすばらしい大景観だ。浴槽は8畳くらいの広さで、中央に半畳ほどの島がある。
お湯は鉄分でわずかに赤にごりだが、透明なやさしいお湯だ。浴槽の端の2本のパイプから温泉が注がれ、掛け流されている。泉質はナトリウム・カルシウム−塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩温泉 。源泉の温度は44.8度。
温めなので、じっくり浸かっていられる。お湯に浸かりながら雄大な景色を楽しめる。


■営業:9:00−19:00。料金:500円
休館日:無休(露天は冬期休止)
交通:東北自動車道の福島飯坂ICを降りて国道13号線で米沢へ。米沢から国道287号線を北上して、南陽市今泉から国道113号線に入って西へ向かう。小国町を過ぎて看板を見つけて飯豊山方向に入る。小玉川集落を過ぎて案内板にしたがってさらに奥に入る。国道から22km、車で約30分程度。駐車場は広い。
■国民宿舎飯豊梅花皮荘:0238:64:2111
■川入荘:0238:64:2138


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