☆郡山エスコート倶楽部
     KORIYAMA Sexy NIGHT    [実録。タクシードライバー夜の日記帳] Night a Diare PART_U  2005"1.31 
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1月の乗務記録と反省>051月も、今日で終わりだ。
タクシードライバーに、カムバックして早一ヶ月。今夜のお勧め。
ようやく営業運転にも慣れてきたが、車を壊した(故障だよ!)りブツけたりと度々怒られた一月でもあったかな。酔っ払いが、道のド真ん中をタムロして歩く後ろでクラックション!!生意気にもガンつけられたから、睨み返してフト気が付いた!あっ!!是はタクシーだったんだ!それにしても、夜だけの出稼ぎながら街の様子と風俗の変化には、驚きの連続だった。

何と言っても、新しい住宅団地やニューロードネームの出現には惑わされっぱなしだった。
二昔(
1970年代)前の郡山市は、30万都市になったばかりで街の中心は駅前の西側だけ。
老舗百貨店うすいデパート。西部。丸井。ダイエー等を中核とした商店街がひしめいていた。

しかし、今となっては西部とダイエーは既に無く、老舗デパートも生き残りに大苦戦。
その全てが、郊外の大型総合ショッピングストアに客が流れてしまった。


その当時の郡山は、中心地から10kmも行かない内に田畑が広がっていた。
そんな時代にタクシー会社に勤めていたのだ。ところが、
1990年代のバブル期終焉までに開発された住宅団地は、東西南北20km地点内に十数か所も出現していたのである。
当然ながら、その全てに「よそ行きの名称?」がつけられていた。そのアクセスにも、新たな道路名が!
是ではまるで浦島太郎の如く、行く先の名称がトンと分からない!!
こんな時一番無難なのが、「入社したばかりなんで道案内お願いシマス!」たまには、不機嫌になるお客もいるけど。<道が違う!>と、ゴタク並べられるよりマシだしね。
寂しく思えたのは、郡山の風俗を物語っていた堂前の灯が消えていた事だった。
1975年頃までは、市内随一のトルコ風呂と数件のキャバレー。
そして数多くの飲食店が存在していた色の街。
しかし、今の現状は殆どのネオンが消えて街は闇に包まれていた。
昔の面影は既に無かった夜の堂前。

<乗務員心得>
出稼ぎ労働者(正社員ではない)とは言え、営業車(タクシー)に乗務すると気持ちが一変する。「何を言われても平常心」「いつも親切丁寧」「受け応えは正確に」「政治宗教介入せずに持論は展開しない」等など、乗務員としての決まり事がある。返事はいつも「ハイ!承知しました!」「ありがとうございました」これ以外は、しゃべらないのだ。ここ30年間自由気ままに生きてきた俺には、信じられない日々?でもある。しかしながら、是が実に気持ちがいいのである。ズッこけた今風の若者も、じっちゃんもばっちゃんもお礼を言いながら降車してくれる。時には、チップも戴いてしまうのだぁ〜!

<今月の大馬鹿ヤローども。>夜の街
PM600時から乗務する俺の待機場所は、うねめ通りにあるSPのタクシー乗り場だ。ここにはPM:9:00頃まで待機する。何故なら、夕方の時間帯は帰路の車が渋滞してナガシ(客拾い)ができないのだ。
9時以降になると、駅前周辺に移動して「ありとあらゆる場所」(殆どが違法駐停車?)お客さんを待ち受ける。終夜までのタクシー台数は、ザッと数えても約300台。平日等は、お客の数よりもタクシーの台数が多いかも。だから、待機場所を確保するのが一苦労するのだ。天敵は、我々を追い立てまくるパトカーだ。言って置くが、俺は税務署と警察署は大嫌いなのだ!!

俺のお気に入りは、大町通りのWホテルの前。隣には、7/11がある。パンツが見えそうなミニスカ抜き女?嬢が、夜食を買いに往来する。この周辺は、郡山最大の歓楽街となっている一角にある。パブスナック。キャバクラ。マッサージ。飲食店約150軒以上が立ち並んでいる。先ず最初に驚いたのは、ポン引き?じゃなかった黒服の客引きが、数十人も道路で待ち構えている事だった。ポン引きとは、その語源はいろいろ有るけど、郡山ではポンクラ(ドあほ)がウスラカスラ(目的無く)歩いている者を引き入れるという意味である。確か今の法令では、お店の木戸口(軒先)から出てはいけない事になっている筈なのだが。
ポン引き
以前の客引きは、店の前に年増女が立ち客引きしていたが、今では左の耳には銀(騙り)のイヤリング。アゴ鬚にクリーム色のスーツ。手には、トランシーバー。そして黒のロングコートに身を隠している。その店の大半がキャバクラだ。ターゲットは、若者を中心として手当たり次第に声を掛け回る。とは言え、ヤツラにもルールが有るらしい。いつも同じ位置に縄張りを持ち、纏わり付く距離も決められているのだ。見るからに、持ち場は5m範囲内。そこで逃がれたお客は、次のポン引きに再度絡まれる事になる。決まり文句は、「お兄さん!キャバクラどう?今なら二時間飲み放題で4千円でOKだよ!」不思議と、この料金は何処のお店でも同じである。(時間帯による)

俺が大馬鹿ヤローと名指ししたのは、このポン引きの男達だ!客待ちの間、休み無くタバコを吸っている。
その吸殻は、火の着いたまま足元に投げ放題。腹が減ると、7
/11からカップラーメンと飲み物を買って来る。
ホテルの植え込みで飲み食いした後には、汁は植え木に掛けて容器はヤブに突っ込む。
空き缶は、何と!ビルの隙間に投げ込む始末。是が、毎夜の如く繰り広げられているのだ。

その中の大バカ一番は、痩せ型のブ男だ。客に逃げられると、傍の道路標識ポールを力任せに揺さぶるのである。
是ではまるで、ストレスを発散させる動物園のチンパンジー以下だ。確かに、顔も猿同然だった。

2月2日。進入禁止の標識ポールはなぎ倒されて、ビルの谷間に放置されていた。

<美女妖怪に気をつけろ。>
1月29日。土曜PM:1150分大町通り>この娘ではありません!
街中の客待ち時間は、一時間も掛かる時がある。
ようやく俺の番に来た時、どう見ても不釣合いの男と女が近づいてきた。

その男は、職人風(靴はカジュアル。綿のズボンにセーター&ジャンパー。)40代。女は、見るからにキャバクラ嬢30代。すんなりとした姿態は、無知な男を狂わせる樹液を漂わせていた。

客待ちタクシーに乗車するお客さんは、必ずと言っていいほど運転手に視線を送る。別に、イヤラシイ目線ではない!「乗りますよぉ〜!」という意思表示なのだ。ところが、この女は、目線を送りながら何故か?頷いたのだ。昔の俺を知っているのかと、一瞬我が心の中を検索したが思い当たらない!すかさずドアーを開ける。しかし、直ぐには乗車せずに話し込んでいる。正確に申せば、たらし込んでいるのだ。「今度いつ来てくれるの?」「待っているわ!」「お店以外でも逢いたいの!」「アパート暮らしなら何時でもいいんだけど」等など、甘い鼻声(特にNHKの女子アナに多い。でも好きだけど!)でノタくっていた。いい加減にしやがれと、喉元まで出掛かったが此処は我慢のシドコロだ。

ようやく車中に乗ったと思ったら、今度は「タクシー代お願いできる?」「実家から通っているから少し遠いんです!」男は、二千円を差し出したら、「両手で懇願!」そして5千円札一枚を受け取った。(人事ながら一万円冊かとドキッ!)此処までなら、よくある光景なので俺も許せますよ!
しかし、走り出して直ぐに女は豹変した!
「つけられていないか確認して!」「しつこいのよぉ〜あの男!」「ストーカーされたら困るから」そう言いながら、無理な車線変更(甘んじて言われるままに!)を指示しながら男の姿を葬り去った。この女が降りるとき、熟女魚との会話を思い浮かべるセリフがあった。「ねぇ。○○さん!今日はゴメンね・」「今度乗る時には、ちゃんと家まで送ってもらいますからね!」馴れ馴れしくも、こうノタまったのである。確かにスレンダーな美女には違いない。初対面の俺に際して、乗務員カードの名前を知らず間に読み取って投げ掛けてくるのだから、まさに男コマシの天女であろう。

今宵も、野良猫ブン太(菅原文太に似ている!)が、我が車の下を通り抜けて路地裏に消えた。旨いご馳走に巡り合えたのだろうか。そんな思いを胸に秘めながらAM:1:30分帰社。厳寒の冬空は氷点下5度、意外にも晴天だった。

◆つづく。
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