Akifishing <本流山女魚ラストチャンスを狙う。>


南郷の旧村 <福島県南会津>
■会津地方は、福島県の西北部に位置している。喜多方周辺の北会津。新潟県境の西会津。そして栃木県境の南会津である。今回訪れたのは、今年合併して南会津町となった伊南と南郷の本流だった。

R401から、289沿いに流れる伊南川は、尾瀬沼周辺を水源にして只見川と合流する。大堰堤のない清流としても知られているが、河川改修をするたびに川底は土砂で埋まり荒れた川となる。そんな本流に通い始めて30年が過ぎた。

六月の中旬から、アユ解禁の7月中旬までが勝負時となる。
今年は9回の釣行で、尺山女魚27匹。禁漁真近の9月中頃から、3回の釣行で5匹をゲットした。もちろん、キャッチ&リリースが前提となる。20年前は、三桁をゲットしていたのだから、その半分にも見満たない。




ルアーキャスト
■9月25日。天候曇。気温22度。水温17度。
夏場を乗り越えた本流山女魚は、水温15度を目安に遡上の準備を始めます。
その前に、しっかりと腹ごしらえをしなくてはいけません。その時期こそが、本流山女魚を狙う釣師にとってビッグチャンスなのです。


南郷トマト■南郷地区は、トマト栽培が盛んです。
9月にはいると、寒暖の差が大きくなるので甘くて美味しくなるのです。帰りの道端で、いつも買い求めてきます。これが又旨いんだから!
オリジナルルアー<擬餌鉤日記>

■南会津の川面は、秋空を反映して何処までもブルーです!
本日は生憎のグレーですが、それでも極めて水質はクリアでした。
こんな日は、ゴールドの地金に深紅色のシースルーが似合います。
つまり、少ない光源でもダブリングカラー(ハイナメ塗料の重ね塗り)が効果を発揮するのです。私がオリジナルで製作するルアーは、全て手作業で製作する本流ルアーブレードなのです。オレンジブルー。イエローピンク。銀箔のボディーに配色された山女魚カラーリング。これが本流山女魚を狙う擬餌鉤師の命です。


今回は、下部に見える背面がシースルーレッドにブルーのパーマークLUREが抜群によかった。尺上の極太山女魚が、足元まで数匹追いかけてきたのだ。それが、見事に外してしまったんです!何故って?余りの美人山女に見惚れてしまいました。


■両サイドのブレードは、黒い稲妻です。
主なターゲットは、早春の本流イワナ用に製作したものです。
時期と場所。水温と水色によってセレクトすれば、夏場の高水温期を除いてヒットするようになるでしょう。

デカ山女魚参上<遡上山女魚ヒット>

■只見町境では、2時間のキャストでノーヒット。
リバーコンディションは、さほど悪くは無いのが何故か空振りとは予想外だった。南郷の堰から更に上流のポイントに移動した。この時期ならではと、狙った下流域に姿が無いとは、これ如何に?今年の夏は猛暑だったが、9月に入り急激に気温が降下したために、遡上の準備が遅れているのかな?そんな事無いか。

山口地区の上流まで車で移動した。
この橋の下流域には、いいポイントが3箇所もあるのだ。
45cmの山女魚をゲットしたのも、このアタリだった!最も15年も前の話だけどね。
そんな想い出を蘇らせながらキャストを開始した。しかし、さっぱり反応が無い。最終の瀬頭地点で、UPクロスキャスト。このキャスト法は、流速と水深差を考慮して上流にクロスさせてキャストするテクニックでもある。リーリングスピードは、もちろん流速+3キロで巻き上げる。




紅色山女魚
<紅色山女魚>
■いきなりガツンと来ました!このアタリは、間違いなく熟女の感触でした。
しっかりとロッドアップしてフッキング。後はテンションを掛けながら寄せに入るだけだ。
ようやくキャッチしたのは、34cmの極太山女魚だった。
あれだけ喰い渋っていた山女魚だったが、目の前をチラチラしていたルアーにイラついたのだろう。
ルアーフィッシャーは、ただ単にキャストするのではなく出会いのステージを如何に創作するかに掛かっている。詰まり、自分が思うがままに演出する事が大事なのだ。

タックル「タックルの選定」
本流と言えども渓魚の棲む流れである。そんなにハードなタックルは必要としない。Uアクション6Fロッドに、小型のSPリール。ストックラインは、6ポンド以下100yd。ルアーブレードは、6g前後をメインにする。
水位「水位の判断」
本流の流れは、日毎に変化します。そのたびに山女魚の移動があるために、水位は的確に判断して欲しい。目印は、川面に突き出た突起岩が証明しています。
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