<福島市信夫温泉のんびり館><初夏の風を受けてフライフィッシング>旅の疲れは「露天風呂!」
 <天戸川の山女魚とイワナ>
■福島市西部に位置する天戸川は、市街地から10分足らずの釣り場でもある。里川特有のチョークストリーム。天戸橋中流域までは、クチボソやオイカワが群れているが、そんな場所には山女魚も生息している。吾妻連峰が水源だから、上志田地区から上流に遡行すると山岳渓流になる。

私が好きなのは、5月のこの風景なのだ!
河原には黄色い菜の花が満開だ。吾妻小富士、一切経山には、消えつつある雪渓。実にのどかな川辺なのだ。川石を拾い上げて、其の裏側を観察すると、ヒラタカゲロウの幼虫がワンサカいました。小魚が豊富なわけです。上流にはマバラに人家はあるものの、汚れは余り感じられない。



■今回のFFタックルは、ORVISセブンイレブン。#3番。12Fリーダー6X。
セレクトフライは、オリジナルドライ#16.#14.#12番。初夏用のカディスも持参していた。天戸橋の下には、小さな堰が連続してあり格好のキャストフィールドがあった。水深は50pから70cmと、大型は期待できないがFFの雰囲気があり返っておもしろい!

<チビ山女魚とランデブー>
■里川でのフライフィッシングの面白さは、トラウトの大小に関わらずスリリングな駆け引きにある。浅瀬に居るトラウトは、ライズする時のスピードは一瞬だ!それは、山女魚にとって身の危険があるからである。それに、20cm未満の山女魚だから、ヒットさせるのも難しい。

■私は、一番好きなロイヤルコーチマン#14をセッティングしていた。ところが、ハックルが多いためか中々ストライクしない。5度目ぐらいのライズで、ようやくヒット!

!其の魚体は15cmほどの幼魚。
でも、ヒットすると嬉しいんですよねェ〜。
これが釣り人の心理かも。

■釣行日は平日だったが、フライフィッシャーの先行がいた。
其の釣り人は、釣りの支度をして撮影していた私に挨拶をしたので。
「先に行っていいですよ!」と私は答えた。川辺に慣れた様子から、地元のフライマンだと感じた。
後ろからキャストを伺ったが、ラインワークも上手でした。

オイカワとクチボソのライズ。
7cm前後のオイカワとクチボソだが、一丁前にフライに飛び出してくる!
これがまたすばしっこくて、未熟な私の手に追いません!!

<ラインメンディング>
流れが浅く速いときには、キャストしても直ぐにドラグが掛かってしまう事が多い。そうなると、トラウトは姿を現しません。ヒモ付きの昆虫なんて、自然界には居ませんからね!ラインメンディングとは、フライが着水したら直ぐ(同時)に流れの方向にラインループを返してやるのです。其の動作によって、フライが流れに巻き込まれるタイミングを遅らせる事ができます。

<バックテンループ>
■川岸には、オーバーハング(覆いかぶさったヤブ)した樹木が水面に突き出ています。そんな下には必ずトラウトが着いています。餌が落ちてきたり、鳥などの天敵から身を守る日陰だからです。其のスポットにシュートするには、オーバーキャストでは役に立ちません。だからループを裏返しにして送り込むのです。
其のテクニックは、決して難しいものではありません。ループシュートする瞬間(テップを返す時)にロッドティップをスイングアップすればいいのです。
 ☆天戸川の逃亡イワナ??をゲット!
<遂に予想外?のイワナをキャッチ>
■小さな幼魚に遊ばれて、むしゃくしゃしていた時大きな堰堤下に遭遇。
見るからに何か居そうな気がしたが、誰もがキャストしている場所でもあった。歩きながら、無造作にファーストキャストでカディスフライをシュートした。黒い影が、すっと近づきパクッと咥えた。岩魚だ!反射的にロッドアップ。一発でヒットした。


久し振りに、ビッグトラウトの感触に心なしか辺りを見渡しましたよ!
だって、誰かが見ていたら拍手喝采だもんね。でも、周辺には人の気配は無し。独りよがりに、ニンマリでしたけど。でもこのイワナ(29,5cm)は、見るからにナチュラルトラウトではなかった。鰓蓋に隙間があったからだ。たぶん、近くの養魚場から逃走して来たに違いなかった。


■C&Rは、里川フィッシャーに課せられたマナーでもある。数少ない棲息圏に居ついているのだから大事にしてやらないとね。だから、撮影の後は直ぐにリリースしました。
阿武隈川漁協管轄:日券900円。

 <信夫温泉>
■磐梯吾妻スカイラインに向う途中にある信夫温泉。山間に佇む静かな一軒宿である。
須川に架かる長いつり橋を渡ると直ぐに玄関先になる。フロントで入浴料金を支払い露天風呂に直行した。
 <露天風呂は快適>
■新緑の季節は、山の香りが湯船を流れて凄くすがすがしい気分になる。旅の疲れは、やっぱり温泉ですよね!
湯上りには、ログレストランで手打ち蕎麦?それとも、天麩羅が評判だから天丼がいいかな。
●信夫温泉のんびり館:福島市桜本字木通沢4  TEL:024-591-1212 http://www.shinobu-onsen.com
のんびり温泉アクセス東北道郡山南ICから長沼方面約1km地点。長池から右折して郡山GCとなり。車で約7分。
信夫温泉アクセス:東北道福島西ICから土湯温泉方面R115を経由してフルーツライン高湯温泉方面。
信夫高湯温泉路線バス:JR福島駅西口より高湯温泉方面約30分。信夫温泉停留所で下車。徒歩2分。