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☆ ブルーベリーの効用。
最近、目にいいといって注目されているブルーベリー。
ブルーベリーは、北欧の森林や草原北米やカナダの砂地に生育する、つつじ科の低木で多年草の植物です。
春に白い花をつけ、夏頃小粒の実を結び熟すと紫色になり、灰白色の粉でおおわれます。日本でも長野県や
千葉県などで栽培されています。古くからこの実や葉のエキスは、壊血病、泌尿器病、糖尿病などの治療に使
われていました。
第二次世界大戦中、ブルーベリージャムを食べていた英国空軍パイロットが、夜間出撃の際、[薄明かりの
中で物がよく見えた]という証言に基づき、その実の生理機能が注目されはじめました。特にブルーベリーと目
の関係についての研究はフランスやイタリアで行われ、その結果、ブルーベリーの紫色の色素(アントシアン)に
効果があることが報告されました。
フランス空軍の軍医は、戦闘機とヘリコプターのパイロットにアントシアニンを与えて、まぶしさや目のくらみな
どを中心にした夜間の視覚実験をし、その効果を、1967年5月のフランス航空宇宙生理学医学会会誌で発表し
ています。その中で軍医団は、人間の目の網膜に存在する紫色色素体が、昼間(明るい場所)では破壊されてし
まい、チラチラしたり、急に暗所に入ると物が見えなかったりし、視野も狭くなってしまいます。(暗所から急に明る
いところに出るとあまり見えないのも同じ原理。)
しかし、アントシアンはこの紫色色素体の破壊を防止して、暗闇への順応
力を促進している、と結論づけています。
●標準的な摂取量
アントシアンの摂取量は1日120〜250mg(生のブルーベリーで120〜250g)でよいと言われ、作用は鎮
剤と同じで食べた時だけ効果があり、習慣性はありません。
●含有食物
アントシアンはブルーベリーだけではなく、紫色をした果物や野菜、たとえばブドウの巨峰やナスなどにも含まれ
ています。ただし、アントシアンは果皮と果肉の間にある成分なので、巨峰も皮のまま食べなければ摂ったこと
にはなりません。
●生理機能
現在までに明らかになった生理機能はつぎの通りです。
1. 網膜のロドプシンの再合成促進、暗順応促進
2. 毛細血管保護作用
3. 抗潰瘍活性作用
4. 循環器系機能の改善
5. 抗炎症作用
6. ラジカルスカベンジャー活性作用
●成分
生理活性物質としては赤色色素成分であるアントシアニジン配糖体が知られています。これは、5種のアントシア
ニジンに3種の糖がそれぞれ1個結合したもので、それぞれの組み合わせにより15種類が確認されています。
●こんな方はブルーベリーを食べましょう。
* OA機器(パソコン等)をよく使う人
* 受験生
* 自動車を運転する人(特に夜間及び長距離、長時間)
* 各種機械・器具の運転、取り扱われる人
* 夜間労働する人(工事従事者等)
* プロ・アマに関わらず、スポーツをする人
* 目が疲れやすい人
* 手先の細かい作業が必要な人(手芸、編み物等)
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