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Magazine 出演魚。 熟女魚 尺上山女魚。   川芸者 産卵ウグイ。   マブ魚 婚姻色オイカワ
疑似鈎詐欺師。 Koriyama City Fukushima Japan Yoshi .w
熟女魚物語り。

九章あらすじ。
◆1980年代。本流に棲息している大ヤマメの魅力に取り付かれた。
其れは、今までに見た事もない獲物をたづさえた一人の男から始まった。どうしても、あのデカ山女魚をゲットしたい!しかし、抱き抱えるまでには苦労しました。なんせ、相手は修羅場を潜り抜けたエロ好みのオンナだったからだ。◆
この物語りは全てフィクションです。

第九章。
<熟女魚を騙す色事師.スーパーヤマメ開眼>
熟女魚の館


◆初夏の本流筋には、色とりどりの草花が咲き競います。この季節になると、人の性も本性を現して受精を試みるのは私だけでしようか 。

< 謎 >

◆ お店のお客さんの中に、毎週のように同じ時間帯にルアーを買に来る方がいた。歳の頃35歳ぐらいのその男は、いつも同じルアー(カラー&サイズ)を買う事に気が付いた。最初の内は、随分ルアー好きなお客さんだなと思う程度だった。その時間帯とは、決まっていつもAM:10:00前。買い物に来る姿は、どう見ても釣りの帰りとしか思えなかったのである。
親しくなるにつれて、釣りの帰りですか?と聞くのだが、
ん〜。その辺でナイ!(近くという意味)と、ぶっきらぼうな同じ答えが返ってくる。

◆ 私は、客商売ながら余り話好きではないので、いつしか何も聞かなくなっていた。二年(二シーズン)過ぎたある日、外で洗車をしていたらその男が又やってきた。いつもなら怪しい顔付きなのだが、チョッと薄ら笑いを浮かべながら、
これ見てみ〜!(見せてあげる)とクーラーボックスを取り出した。この野郎、いつもろくな返事もしないくせに、よっぽどいい物を釣って来たのだなと思いつつ覗き込んだ。

◆ 其れを見た瞬間。息を呑み、凍りつくようなショックが全身を駆け抜けました。噂や自慢話には聞いていたけど、是までに見た事もない鯛にも勝る山女魚が入っていたんです。それも、二匹や三匹ではない!25リットル程のクーラーの中に半分ぐらい入っていたんです。普通の山女魚の量なら、30匹ぐらいになるかも知れないが、後を振り返れば35cm程の山女魚が七匹前後入ってたんだと思う。
尺山女魚一匹釣るのさえ大変なのに、どう考えても一度にこれほど釣れる筈が無い。そんな思いを抱きつつ、どうしたの是ワァ〜!と、我を忘れて素っ頓狂な声で地鳴ってしまいました。其処まではいいとして、憎たらしいのは、私の問いには何も答えずサッサとボックスを閉じてしまったんです。

◆ 散々見せつけた後に、今日は余り良くなかったと抜かしやがった!まさか養魚場から持ってきたんじゃないでしょうね。と、負けじとチャラかした。そしたらあの野郎!
実はソウなんです!と、ぬけぬけと言い放った。
私は、太鼓持ちの性格ではないので、おだて上げたり手揉みしてまで取り入ろうとは意地でもしない。だから、コトの真相を聞きたくても、じっと我慢の子になりましたですよ!







人との触れ合い



<アキ フィッシング>
1980L&Fプロショップとして再オープン。



◆もし彼との出会いがなかったら、私が「スーパーヤマメの世界」で脚光を浴びる事はなかった 。
< 憎たらしい野郎がノイローゼ >

◆ 憎たらしい野郎(失礼!お客さんデス。)と、付き合い(売る人&買う人)始めて、早四年目のシーズン(6月下旬)がやって来た。ある日、浮かない顔して店にフラッと入り込んだ。遂に、今日は釣れなかったな!と直感、内心ホッとしましたよ。
取り合えず、どうしたんだい!浮かない顔してと、こちらから話し掛けた。
参りましたネェ〜!とつれない返事が返ってくる。いつもなら、人を小バカにしたような口調で話すのだが、妙に素直な話し振り。私も、ふと気が付いたのだが、今日はいつもの釣り支度ではない。

◆ あれほど威勢のよかったオトコが、溜息交じりに小さい声で意味不明の事をボソボソ独り言。まるでノイローゼ患者がウワ言を言っているかのようだった。是はタダゴトでは無い!と直ぐさま感じた。
どうしたのよ○○さん!ひとつのルアーを握り締めたまま、
もう商売は終わりだな。ポツリと答えた。そのお客さんの仕事は、塗装業を営んでいた。

◆ 余りにも落ち込んでいるので、不渡りでも掴まされたのかなと思ったが、そうでもないらしい。私は、励ますつもりで、何しょげてんだい!ストリップでも、見にイグガイ!(行きますか)と地?が出てしまった。
アハハハ!!!そんなもん見てもキンタマもタタネイワイ!(勃起しない)と、つれない返事。これは、奥さんにでも逃げられたかなとマタマタ詮索してしまった。

◆ いつもなら5個ぐらい買うのだが、たった一個を握り締めて黙ってイスに腰掛けた。お茶を用意しながら、仕事は忙しいのガイ!と、探りを入れてみた。イヤぁ〜!実はそれ所じゃねいんですよ!どうしたのよ。今にも死にそうな格好してと、わざと陽気に話し掛ける。
俺の家に、ヤツら入りやがったんだよ。ナニィ〜!何処の組のヤツらだい!私はてっきりクセのある男なので、変なオンナに手を出したか博打で借金でもしたのかと思いました 。
イヤイヤ、税務署のヤツラが乗り込んできたんですよ!意外なその言葉に、本人を前に大笑いしてしまいました。

◆ 税務署に踏み込まれたって!そんな事でクヨクヨ考えてんじゃぁ!ナニもできねィ〜よ。と慰めた。事実、私自身も数年前に査察されて、頭に来た事があったんです!
おふくろに店番して貰う事があったので、僅かばかりの手間賃を払っていたんですが、専従者の届をしていなかったと言う事で修正申告を余儀なくされました。その時分は、帳簿記帳や税金算定明細などには無知だった為、何の対策も打てずに言われた通り税額を支払いました。其れからは、とことん勉強して税に対する知識を身に付けたんです。それ以後、お店から離れる1995年までに3回の査察が入りましたが、いづれも修正するまでには至りませんでした。もっとも、一ヶ月近く攻防の末裁判沙汰寸前までいきましたが其れもセーフ。


熟女魚の棲家判明


<.熟女達の拠り処には、ただ一点にスポットライトが差し込んでいた。



<いつも笑顔の美紀だったけど、今は何処に。>



<長沢和美さん。いろいろとお世話になりましたね。一緒にはなれなかったけど、あの頃が一番楽しかったよ。>

「勇気を与えたお返し」

◆ お客さんの名は、山岡一膳と言った。名前からして不適な男だが、一旦自分の心内を曝け出してしまうと、胡散臭さは不思議と消えて気さくな男になっていた。山岡さん、税務署に入られたって命までは取らないし、払うべき物を今まで自由に使っていたんだから、其れはそれでいいんじゃないの!税務署怖いんなら、最初からやらなければいいんだし、裏を返せば分かった分だけ払えばいいんですよ。税理士頼む銭があるなら、時々税務署に来てもらって清算してもらったら!と、人事のように言ってやりました。

◆ アキ(お店の名前)さんは、人事だからそう言うけども、ここんとこ三日間殆ど眠ってないんです!と、うな垂れていた。大丈夫ですよ。個人商店なら、査察官は二人。その期間は一週間以内と相場は決まっているから、仕事がある事を理由に必要な帳簿書類は全部持っていってもらうように進めた。その後に、疑問点が出た段階で改めて応答する事として居座りから逃れる方法も授けた。税務署と言えども、人の生活に介入したり立ち退きを無視(正当な理由も無く)する訳には行かないのだ。昔の査察官などは、ヤクザ以上の脅し文句(ご主人、これは大変な事になりますよ!分かっている範囲でみんな見せてくださいよ!後で出てくると厄介ですよ!等など)を並べるから、初めてガサ入れを喰らった商店主などは縮みあがってしまいますからね。

◆ 修正税額がでたなら、言いたい事が有っても黙って従う事も付け加えた。何故なら、税務職員と話をすればするほど此方の手の内が解読されてしまう事があるからです。聞かれたこと以外には口を開かない!是を肝に銘じて置かないと、次から次にボロが出てしまいますからね。
一時間ほど店内で話し込んでしまいましたが、帰るその姿は少しだけ元気が戻っていました。

◆ そんな事が合ってから、10日程過ぎた夕方に突然姿を現した。この間はほんとにありがとう御座いました。お陰様で、ケリが尽きました!いつにない愛嬌顔で頭を下げた。そのお礼に、チョッとお付き合いくださいませんか。と、夜の街に誘われた。
酒を酌み交わしながら、一度はどうなる物かと夫婦共々飯も喉を通らなかったそうだ。アキさんから話を聞いて大分楽になり、腹を括ったそうです。何でも、売上げも生活費も入り乱れてドンブリ勘定していたようでした。こんな思いを二度としたくないんなら、真面目に申告すればいいし、悪事を承知の上で指摘されたら根性決めて払えばいい。但し、勘定全てを把握して置くだけの知識は、是非得ておく必要がある事を念のため教えました。

◆ 山岡さんは、御礼と言っちゃなんですが、アキさんにいい事教えてあげますよ!私自身、大山女魚のことなんか頭に無かった(隣りのネィちゃんの事が気になって)から、ナニを言い出すのかとテーブルにグラスを置いた。
いつか見せたデカ山女魚の事なんですが、
今度一緒にどうですか。え!あれホントに川で釣ったモノなの?と、心にも無い事を尋ねてしまいました。できる事なら、知りたくて知りたくてしょうがなかった情報だった。だって、LURE&Fly PRO SHOP を経営していながら、尺山女魚なんて滅多に釣った事も無かったんです。27cmぐらいで尺山女魚と呼んでいましたからね。


実は、あの大きな山女魚は会津の本流で釣ってくるんです!衝撃でした。
其処はアユ釣りの河川で渓流魚の釣り場ではなかったのですから!

つづく!!!さぁ〜。これから面白くなってきますよ。
でも、真面目な人には意味不明の言葉が出てきますので、その時だけはアナタも色事師になって下さりませ!

次回からはどんどん色艶が増してきますからね! 今宵はこの辺でお開きと致します。

第一章。 第二章。 第三章。 第四章。 第五章。 第六章。 第七章。
第八章 第九章 第十章 第十一章 第十二章 第十三章 第十四章
『blog-tunes』
それじゃ。次回を、おっ楽しみに!  Back   ※ ご感想をどうぞ!