「趣味の隠れ家 LOGHOUSE」                
 雑踏な現代社会に埋もれていると、知らぬ間に己を見失うことがある。そんな時、心の隠れ家があれば何かと気が落ち着く筈だ。厳寒の吹雪の早朝から、灼熱の真夏を乗り越えて辿り着いたアクセスロード。ホームセンターの安物チェンソ−片手に、スコップと体力だけで約二年、小さなログハウスを作った物語です。
不満なゲン太君
僕の主様
ゲン太君の主様は、好き勝手に生きているヨシ雄お父さんです。
何処にでも連れてってくれるのですが、ログハウスを作り始めたら全然構ってくれません。熱中するのはいいけど、他に目が届かなくなる事が
タマにキズ。僕なんか、食事抜きの時さえあるんだよ。
フテくされの合図は、
唇を噛む事。是で不満を現すのだ。

でも、もうその姿も見ることができません。
きっと天国で私を見守ってくれている事でしょう。

 
  「隠れ家作り」

 1998年10月、スコップ片手に基礎工事を開始。レベル出しは、知人の無償奉仕。深さ1メートル、直径40cmの穴を剣スコと穴掘りシャベルで16箇所一人で掘り上げた。
玉石約300個は近くの川から
タダで調達?して、二トン車二台分のコンクリート骨材をスコップ一丁で打ち込む。

 夢と希望に満ちあふれた丸太小屋作りだったが、この日から地獄の4時起床となった。何度も、途中で挫折しそうになりました。
基礎工事
ログワーク  
   「丸太組み」

 1999年2月から、末口25cm長さ4メートルの杉原木160本のピーリング(皮むき)が始まった。お客さんから、水圧で皮を剥ぐ機械をお借りして作業でしたが、水しぶきが凍り付いて大変な作業になってしまった。風の日も吹雪の時も、4月上旬まで掛かり苦労の連続。

 5月から丸太組み開始。スクライバーで、下の丸太の凹凸を線画した後、チェンソーで抉っていく作業が毎日続く。切れ味が
悪いチェンソ−だったが、一番楽しかった。
  「ログ積み終了」

 ようやくログワークが終わった頃、丸太は真っ黒け。一年近くも雨ざらしだったから仕方が無い。体重も5キロ減だ。何しろ、雨の日以外は毎朝4時に起床して山小屋に向かう。

 午後3時まで作業してから、店に戻ってスポニチ紙の釣行記原稿と写真のセレクト。他にはテレビ番組のシナリオ構成。夜は早めに床に入るが、関連誌の読書の時間だ。眠っている間の頭の中は、ログハウスの不具合をどうするか等夢うつつで考えている毎日だった。
真っ黒ログ
ヨレヨレの主様。
78`の体重が63`になりました。
ゲン太君のお小言
チョッと聞いてよ!

ログハウス作りに連れて行ってくれるけど、ダニが着くからと離して貰えない。


これじゃ、ゲン太君は
アウトドア気分になれないのだァー!
ゲン太君
俺がゲン太だ。

  「屋根が葺かれて一安心」

 秋風が吹く頃、ようやく横葺きのトタン屋根が仕上がった。長さ8メートルのトタンは、さすがに一人では支えきれず息子の力を借りた。この作業でも苦難の連続。

なんせ、足場が無い(買うお金も無かった)ので、身体をロープに縛って吊り下がりながらの屋根拭きにはホトホト参りました。足の筋がいきなり詰まって、屋根の上で動けなくなった時もあったっけ。
ログ積み完了
ログ完成
 「隠れ家完成

 
2000年4月、血と汗と夢の結晶が完成。(内ドア一枚残っているけど。)怪我もしました。ロフトから転落して、肋骨3本と7針を縫う。このお陰で?一ヶ月間動けませんでした。

 ツナギを着ての作業中。ドリルの刃がツナギに触れて巻き込まれ、ドリルで足に穴も開けました。極道時代、若頭の頃○○で足を撃たれた時より痛かった。
ログハウス内部
部屋の高窓に、ステンドグラス6枚作ります。
ログハウス正面

小さな山小屋だけど,遊びにおいで。

2001年7月ハーブと隠れ家。

ステンドグラス4枚取り付け完成。
ベランダから。
昔クラブの弾き語りだった。 夜景。
苦労して作り上げた山小屋だが、いろいろと雑用
が多くて泊まる事が少ないのだぁ〜!!
福島の自然探訪 駒止湿原 阿武隈川源流 逢瀬川紀行 哀愁の船渡し
小さな夢であっても、中々実現できないのが現実だと思います。もし、私もやって見たいと言う方がいらっしゃいましたらお知らせ下さい。何かお手伝いもできるかもしれません。小さなログハウスなら、近くの土地も紹介できます。

隠れ家

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