「高原のクリーク。
安らぎのオーパー」宮城県白石市
萱の穂が揺れる南蔵王の山麓を、天然イワナが棲息すると言う噂を耳にして、早速突撃取材に出かけた。怪しげなキツネ村を左折すると、雑木林の中に小さなクリークが出現。其処にアングラーが一人、黙々とキャストを繰り返していた。
風上から、吹き寄せにフライをシュートしている。時間はPM4:00過ぎだから、吹き溜まりワンドの、ライズを狙ってドライシュートしているのだ。管理釣り場の形状によって、午前中の陽射しのあたるスポット。午後からの風下ワンド等は、これから冬場に掛けてのヒットゾーンになる。エリアの傍にある事務所にお邪魔したら、愛想のいい伊藤オーナーが出迎えてくれた。これから冬場に掛けての、フィールド状況について伺った。
高原のクリークには、近くの湧水から直接取水しているので、水温は10度前後と安定している。水質は極めてクリアで、あまりの透明度にフライが見切られる時もあるとか。フィールドの周囲状況は、東側に林があるのでロールシュートで狙う事になる。西側はバックスペースに限りがあるので、ハイバックキャストで流れ出しワンドを攻めるのが無難だ。
水深は2M前後なので、特別シンキングラインは必要ないと見た。幾人かのラインシステムを観察したが、殆どが9F〜12Fのロングリーダーをセッティング。但し、先端のティペットは6Xから8Xと細仕掛けになっていた。
フライは、各自オリジナルのものが多かったが、18番から24番のミッジタイプが豊富だった。ニンフフライは、スイミングタイプ(掻き出しボディ)の14番〜16番。マラブー系は、少ない。

最近目立つのは、ラバレス(ナイロンボディー材)に、CDCファイバーをトッピングにしたユスリカパターンだ。冬場は、ヒットフライの座を射止めている。
フライタックルは、8フィート5番位がお薦めだ。最初はソフトタッチで誘い出すが、アタリが遠い時にはリーダーにウエイトを付けて、フライを小刻みにアクションリトリーブするのも誘惑のテクニック。
このクリークの自慢は、イワナ。レインボー。イトウ等、50cmクラスの大物が勢揃いしている事だ。もちろん、拘りの天然系ヒレピントラウトだから、他県からのリピートフィッシャーも多い。
何と言っても、伊藤オーナーの人柄か固定客の多さに驚いた。事務所では、炒りたてのコーヒーや紅茶が用意されている他、自家製のカレーも美味しい。釣り堀タイプの管理釣り場が多い中、高原の風とスローモーに流れ行く時間に、きっと安らぎを感じる事でしょう。
●近況のお知らせ→オーパー。(年中無休)am7:00〜日没。
宮城県白石市福岡八宮字不忍(L&F)
рO224:24:8150
日券:4,000円。女性3,000円
半日券:3,000円。
二時間1,800円。女性1,200円
東北道白石ICから鎌先温泉方面。キツネ村から左折して二キロ。車で30分。
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